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送迎バスの料金目安はいくら?手配の方法についても併せて解説
送迎バスは、趣味や仕事の垣根をこえて多くの人に利用されています。例をあげると結婚式、ゴルフ、幼稚園の送り迎え、合宿、イベントなどです。
今回は送迎バスの主な利用シーンや、バスを手配する方法、料金の相場などをわかりやすくお伝えします。
今後、送迎を目的としたバスの利用がある予定の人はぜひ当記事をお読みください。
送迎バスの料金目安

貸切送迎バスにかかる料金は、およそいくらなのでしょうか。結論から言うと、バスの運賃は実際に乗車するバスのスペックや利用時間によって異なります。
たとえば、補助席を含めない45人乗りの大型バスを利用した場合にかかる料金相場は10万円前後です。特にこだわりがない時や、少人数の移動が想定される際は、中型バスや小型バスにランクダウンしても良いでしょう。
大型バスに比べ中型や小型バスはトランクがなかったり車内設備の仕様が異なったりします。その費用は10万以下に抑えられるため、ご参考にしてください。
大型バスの送迎料金

大型バスは大人数での移動に便利です。大人数で利用すれば1人あたりのコストも低くなるため、費用を抑えたい時にも最適ですよ。大型バスは車内が広くカラオケなどの設備も充実しているため、移動時間も楽しい思い出の1つになります。バス会社によっては2階建てバスやトイレ付き、ビールサーバー付きなどもあるため、ご希望の場合はバス会社に相談してみましょう。通常、正座席数45席、補助席8席の合計53名が定員となっています。足元が広いので快適な移動が可能です。
3月〜11月 | 12月〜2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥66,000(税込)〜 | ¥63,800(税込)〜 |
土日祝 | ¥71,500(税込)〜 | ¥69,300(税込)〜 |
中型バスの送迎料金

ゆったりした乗り心地が特徴の中型バスは、イベント送迎や空港送迎の他、社員研修や社員旅行でも多く利用されています。マイクロバスや小型バスよりも大柄なボディとトランクなので、長時間の移動や荷物が多い時でも安心ですよ。一般的に正座席数は27名で、補助席の設置はありません。なお、中型バスで高速道路を利用する際には注意が必要です。乗車定員数が30名を超えると、高速道路区分が「大型車」から「特大車」に変わるので、大幅に料金が上がってしまうからです。とはいえ大人数が一度に移動できるので、高速道路を利用しない27名までの利用であればおすすめの車両となっています。
3月〜11月 | 12月〜2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥60,500(税込)〜 | ¥58,300(税込)〜 |
土日祝 | ¥66,000(税込)〜 | ¥63,800(税込)〜 |
小型バスの送迎料金

小型バスは小回りが利きやすいサイズのバスです。座席のリクライニングが可能なので、観光や小旅行にも最適となっています。中型バスと同様の装備なので、中型バスを借りるほどの人数でもないけどリラックスした移動がしたい、というシーンでも活躍してくれますよ正座席数は15~24名ほどで、補助席はありません。テレビやビデオ、冷蔵庫の他カラオケや湯沸かしポット、トランクまで付いているので快適な移動ができます。なおトランクはありますが少々狭めなので、荷物が多い時は注意しましょう。
3月〜11月 | 12月〜2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥55,000(税込)〜 | ¥52,800(税込)〜 |
土日祝 | ¥60,500(税込)〜 | ¥58,300(税込)〜 |
マイクロバスの送迎料金

マイクロバスは、中型バスや大型バスと比べると貸切料金が安いため、料金を抑えたい時には最適です。日帰りでのレンタルや少人数送迎に多く利用されています。快適さで言えば大型バスや中型バスほど良くはありません。しかしテレビやDVD、カラオケなど設備も充実しており、ターミナル駅までの送迎や研修、定期送迎など短距離移動には優れているのが特徴です。正座席数は18〜21名で、補助席は5〜6名となっています。また対象の運転免許は必要となりますが、運転手なしで車両のみのレンタルも可能なので、用途に合わせた利用もできます。
3月〜11月 | 12月〜2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥55,000(税込)〜 | ¥52,800(税込)〜 |
土日祝 | ¥60,500(税込)〜 | ¥58,300(税込)〜 |
※料金相場は利用する時期や場所、移動距離や時間によって異なります。
送迎バスの貸切メリット
交通費が明確で格安
送迎バスは交通費が明確で格安です。特に何人かで利用した場合は、バス会社に支払う運賃を参加人数で割るためタクシーの相乗りよりもリーズナブルにすませられます。
バスのトランク内に荷物を収納できる
ほとんどの送迎バスにはトランクが搭載されています。車内ではなくトランクに大きなバッグなど、かさばるような荷物を収納できますよ。
取引相手の車内接待ができる
送迎バスを利用するメリットとして、ゴルフでの利用時に取引相手への車内接待ができる点です。
仮に自家用車やタクシーを使うと、車内の広さに左右されますが自由に飲み食いができません。
一方で送迎バスに乗っていれば、ドライバーに運転を任せて宴会を繰り広げることが可能です。
渋滞や道の情報を把握したプロに運転を任せられる
送迎バスの運転を担当するドライバーは、渋滞や道の情報を把握したプロです。
もし、素人が何の下調べもせずに目的地に向かうと道が混み合って予定どおりにすすまないことがあります。
予算に余裕があるならば、観光会社に所属している運転手に送迎を頼みましょう。
道中安全に過ごせるだけでなく、スケジュールが押してしまうリスクも軽減できます。
送迎バスが必要な場面
ビジネスやプライベートなど、あらゆる場面で送迎バスは利用されています。
たとえば結婚式に招待するゲストの送迎、イベント参加者の会場への送迎、グループゴルフなどです。時間と場所を指定できて、参列者が揃って現地に向かえるのが利点です。結婚式を行う会場の立地によっては、交通のアクセスが不便な場合もあります。以下では送迎バスが必要な場面についてご紹介します。
視察研修の送迎

送迎バスは、仕事の視察や研修などでも活躍します。目的を共有するメンバーと一緒に乗車することで、移動中も自然と親睦を深められますよ。公共交通機関を利用するとなると乗り換えや人混みのストレスを感じることもありますが、そういったこともありません。特に向上や施設の視察などは公共交通機関でのアクセスが不便な場合もありますよね。みんなで同じバスに乗って移動すれば、時間管理もスムーズに行えます。
冠婚葬祭時の送迎

最寄り駅から結婚式場やお葬式場などの送迎に多く利用されます。式場や斎場が手配するバスの数が足りなかったり、目的地までのアクセスが不便な場合は、送迎バスが便利です。結婚式場やお葬式場は駅から遠いケースもあるため、移動には送迎バスがあると良いでしょう。
ゴルフ場への送迎

自宅からゴルフ場での移動に公共交通機関やマイカーを利用している方も多いのではないでしょうか。しかしゴルフバックを持って電車移動するのは大変ですし、大人数で移動する際は運転手を選ぶ必要もありますよね。マイクロバスであればゴルフバックがあってもバスに載せて移動するだけで良いので、ストレスもありません。
空港までの送迎

空港からホテルへの送迎など、大人数を一度に運べるのも送迎バスのメリットです。特に空港はフライト後の人で混雑していたり、みんな荷物が多かったりと、公共交通機関での移動が不便な場合もありますよね。その点送迎バスであればプロのドライバーが目的地まで運んでくれるので、人混みや移動によるストレスもありません。
マイクロバス送迎の基本料金に含まれるもの・含まれないもの
マイクロバス送迎の基本料金には、含まれるものと含まれないものがあります。事前に知っておくことで予算や目的に合った利用ができますよ。
送迎料金に含まれるもの

車両の貸切費用
マイクロバス送迎の基本料金には、車両の貸切費用が含まれます。そのため、追加の貸切費用は不要です。貸切時間が長くなると基本料金が高くなることもあります。ですが、バス会社の多くは余裕のあるプラン設定をしているので、多少利用時間が長くなっても、料金が大きく変動することはないでしょう。
ドライバーの人件費
運転するドライバーの人件費も、送迎料金に含まれています。ただ、宿泊を伴う場合や長時間移動の場合でドライバーが2人になると、その分料金も高くなるので注意しましょう。ドライバーは1日に走行できる時間や距離が決まっているため、もし料金に不安がある場合はバス会社に相談するのが良いですよ。
ガソリン代
ガソリン代も送迎料金に含まれます。通常、走行距離などからガソリン代が算出され、それが基本料金内に含まれている仕組みです。これにより料金を明確に把握できるため、安心して利用できますよね。ですので、別途ガソリン代を支払う必要はありません。
送迎料金に含まれないもの

バスガイドの費用
バスの移動や観光において重要な役割を担ってくれるバスガイドも、送迎料金には含まれません。バスガイドは、一緒にバスに乗車して旅の案内や観光スポットの説明をして移動を盛り上げてくれます。加えて、運転手をサポートしたり、車内での案内役も担っているのです。楽しさだけではなく、バス運行の安全も考慮したい時は検討してみてください。なおバスガイドの費用はエリアやバス会社によって異なりますので、利用する際は一度相談してみましょう。
予算目安
1日 | 15,000円〜30,000円 |
---|
ドライバー、バスガイドの宿泊費
貸切バスを1泊2日でレンタルする場合、運転手の宿泊手配(1泊2日・2食付き)が必要です。運転手1名が1日に運転できる時間や距離は決まっており、これを超えると運行の中止、もしくは交代運転手が必要になります。
チャーターバスを一旦返却するのではなく、運転手も現地に泊まり翌日も運転してもらう方が安くなる場合もあるので、マイクロバスを利用する時間や日数に沿ったレンタルをしてください。運転手の宿泊手配はご自身で行わなければなりません。交代運転手が2人いる場合は、2人分2食付きの宿泊代が加算されますので、こちらの費用も念頭においておきましょう。
予算目安(乗務員1名あたりの目安)
自分たちが旅館に宿泊する場合 | 宿泊代の80% |
---|---|
自分たちがビジネスホテルやシティホテルに宿泊する場合 | 宿泊代の同額 |
素泊まりの場合の食事代 | 3,000円〜 (夕食:2,000円〜/朝食:1,000円〜) |
有料道路・有料駐車場の利用料
移動の際に有料道路・有料駐車場を使用する場合もありますよね。その場合の料金は実費となります。ETCカードがある場合は持ち込みも可能です。なお、高速道路におけるマイクロバスの区分は「中型車」になるので、もし高速道路を利用する場合は「中型車」の料金となります。また、駐車場は基本的に自分たちで探す必要があるため、事前にいくつかピックアップしておくと便利です。
送迎バスの注意点
送迎バスを利用する上で理解しておくべき点は「最低利用時間」が設定されていることでしょう。貸切時間が30分や1時間など短時間で合っても、運賃は3時間分の運行を基準として算出されると決められています。また運行前後の点検作業にかかる時間も料金に含まれるので注意が必要です。これは貸切バスが営業所を出発してからお客様を乗せるまでの「出庫前点検」と、お客様を卸して営業所に戻る「帰庫後点検」にそれぞれ1時間が必要とされ、これが運賃に反映される仕組みです。

実際にバスがお客様を乗せている時間に加え、出発前と帰庫後、合計2時間が運賃計算に含まれます。見積もりをする際は点検時間も考慮して料金を確認しましょう。
送迎バスを手配するなら貸切バスの匠がおすすめな理由

結婚式やゴルフなど、大切な用事に出席する際や趣味を楽しみたいのであれば、送迎バスを手配するのがおすすめです。
手配の方法は旅行会社を頼りにする、自力で送迎バスをチャーターするなどいくつかあります。
しかし、もっとも効率が良くて手間がかからないのは一括見積もりサービスを利用する方法です。
送迎バスを格安かつ簡単に手配したいのであれば、「貸切バスの匠」をぜひチェックしてください。
まとめ

送迎バスは、明確な利用料金やプロのドライバーによる運転で安心して移動できるなど多くのメリットがあります。また視察研修や冠婚葬祭、ゴルフ場などの送迎にも多く利用されており、大人数が一度に移動するには最適な移動手段です。車両によってレンタル費用も異なるため、利用人数や目的、用途に合わせてぴったりな送迎バスを選びましょう。
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