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レンタル方法は2種類!
レンタルバスの貸切は運転手付きの方が良い理由
バスをレンタルするには2つの方法があります。1つが、ミニバスやマイクロバスの車両のみを借りる方法、もう1つが、バスを運転手付きで借りる方法です。運転手付きで借りる場合、用途や人数に合わせて、ミニバスから大型バスまで好きなタイプのバスを選べますよ。 ただし、道路運送法第52条によって運転手なしでもレンタルできる車両は、乗車定員29人以下と規定されています。なおかつ、車両長が7m以下である自家用マイクロバスまでと規定されています。また、自家用マイクロバスより大きな車両のみをレンタルすることは法律違反です。マイクロバスよりも大きなバスをレンタルしたいと考えている場合は、運転手付きで借りることが必須となります。
基本的に運転手付きで貸切レンタルしましょう
幹事となる方は旅程を組んだり参加者間のスケジュール調整をしたり、当日はチェックインを行ったりタイムマネジメントしたりと、バス以外でも気を張っている場面が多いでしょう。そのような疲れた状態で運転をするのも危険ですし、他の参加者の方に運転をお願いするにしても気を遣うことが大変ですよね。そのため、バスに乗っている間だけは安心・安全の観点からも、一人の参加者としてリラックスして過ごせるよう、運転手付きでレンタルされることをおすすめします。
人数や用途によってレンタルするバスの種類は変わってきます。小さいバスでも、仲間内から選ぶドライバーへの負担をはじめ費用の支払いの手間、安全性などさまざまな面を考えると、運転手付きの方がおすすめです。レンタルバスに魅力を感じ、使ってみたいと思ったら、運転手付きで見積もりを取って具体的な費用を確認し、用途に合ったバスを選ぶと良いでしょう。
理由?自分で運転しなくて良い
ミニバスやマイクロバスは車両のみのレンタルをすることもできますが、運転手付きの方が参加者は楽になります。参加者から運転手を選出する必要がないからです。移動中も運転者に気を遣うことなく、全員で気兼ねなく楽しめます。
また、車内での飲酒も可能となります。当然のことながら、法律で禁止されているためお酒を飲んだら運転はできません。自分たちで運転する場合は、交代要員も含めて、飲酒できない人が必ず出てしまいます。
せっかくの旅行で好きなお酒も満足に飲めないのでは楽しみも半減してしまうことでしょう。自分で運転しなくても良ければ、お酒を飲むことも、飲んだ後、車内で休むことも可能となります。
理由?料金の支払いが楽
車やバスで移動する場合、駐車場やガソリンスタンド、有料道路など支払いが必要となる場所の利用は意外に多いものです。
また、車両をレンタルする場合にはレンタル料金のほかに保険代も別途かかります。運転手なしの場合、駐車場代やガソリン代をはじめ保険代や有料道路代などは、利用者本人が支払いの手続きをしなければいけません。そのため、利用するたびに支払いが必要となって手間がかかるものです。
しかし、運転手付きの場合であれば、基本的にすべて込みの料金を前払いで済ませられます。
理由?安全性が高い
運転者が頻繁にマイクロバスを運転している人なら問題はありません。
しかし、たとえマイクロバスの運転に最低限必要とされている中型免許を持っていたとしても、運転に慣れていない人が大きな車を運転することは危険です。慣れない土地での運転で、いつも以上に疲れて、集中力がなくなり事故を起こしてしまうリスクが高まることもあります。また、道に迷ってしまう可能性もあるでしょう。
一方、運転の経験が豊富で、普段から運転についての研修などを受けているプロのドライバーなら安全運転で安心感があります。
貸切バスをレンタルする方法
大型バス・中型バスを運転手付きでレンタル
貸切バスは路線バスやリムジンバスとは違い、定額バス料金ではありません。貸切バスをレンタルした利用者がどのくらいバスを利用するのか、出発する場所や行き先、立ち寄る場所や距離によって算出されます。
貸切バスをレンタルする場合、まずは各バス会社に見積もりを取り寄せることから始めましょう。バス会社から提示された見積もり金額や利用条件、サービスなどを比較して、自分たちの目的や用途に合わせたバス会社を選びましょう。
見積もりを取り寄せただけでは予約完了とはなりません。もし提示された条件で予約したい場合は、必ずバス会社に「予約する」旨を伝えましょう。また、見積もり時点で空きがあったとしても、予約枠は早いもの勝ちです。どんどん予約が入ってくるので、注意しましょう。特に貸切バスレンタルの繁忙期(6月・8月・10月・11月・GW・SW)は、すぐに予約が埋まってしまいます。もし見積もりを見て問題ないようであれば、すぐに予約してしまうのがベターです。
なお貸切バスをレンタルする場合は観光施設の入場券やバス専用の駐車場、宿泊を伴う場合はバス運転手の宿泊手配なども必要となります。バス会社によっては移動にかかる費用もある程度見積もってくれるので、手配も容易にできますよ。
マイクロバス・ミニバスを運転手付きでレンタル
レンタカーとして使用する車両は、道路運送法や自家用自動車有償貸渡しの許可基準で「自家用マイクロバス(乗車定員29人以下、車両全長7m未満のもの)」と定められています。そのため大型バスや中型バスはレンタルできませんが、自家用車マイクロバスであるマイクロバスやミニバスはレンタルが可能です。
貸渡人を自動車の使用者として行う自家用自動車の貸渡し(レンタカー)の取扱いについて
(3)貸渡自動車の車種は以下の車種区分によることとし、自家用バス(乗車定員30人以上又は車両長が7mを超える車両に限る。)及び霊柩車の貸渡しを行ってはならない。
ア 自家用乗用車
イ 自家用マイクロバス(乗車定員11人以上29人以下であり、かつ、車両長が7m以下の車両に限る。以下同じ。)
ウ 自家用貨物自動車
エ 特種用途自動車
オ 二輪車
なお、自家用マイクロバスの貸渡しを行う場合は、4.の要件を満たさなければならない。
引用元:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001485360.pdf
とはいえ、そもそもバスのレンタルを取り扱っている会社はそれほど多くありません。そのため、マイクロバスやミニバスがレンタルできるレンタカー会社を探すには時間や手間がかかってしまいます。なおマイクロバスやミニバスを運転する場合「中型免許」以上の免許が必要となりますので、注意しましょう。
一方でマイクロバスやミニバスを車両のみでレンタルすると、運転手付きでレンタルするよりわずかに費用を抑えられることもあります。
安全の面、運転への不安を考えると運転手付きでのレンタルが安心です。
マイクロバスやミニバスを車両のみ・運転手付きでレンタルするシーンをそれぞれ紹介
マイクロバスやミニバスをレンタルしようと思っている方は、どちらのバスにすれば良いか?悩んでいることでしょう。ここでは具体的なシチュエーションを例に上げ、用途に合わせた選び方をご紹介します。
なおマイクロバスやミニバスを運転できるのは「中型免許(8トン限定なし)」もしくは「大型免許」を保有している方に限られます。普通免許や中型免許(8トン限定)では運転できないため、レンタルする際は免許の種類をしっかり確認しましょう。
車両だけをレンタルするのに合うシーン
ミニバスやマイクロバスは定員が11〜20人の場合に適しているサイズのバスです。ミニバスやマイクロバスのレンタルはさまざまなシチュエーションで活用できますが、特に子ども会や部活、クラブなどの送迎を保護者で行う場合に利用するのがおすすめとなっています。
ある程度の人数の子どもを連れて公共の交通機関を利用すると、ほかの乗客への迷惑にならないようにと保護者が気疲れしてしまうケースは少なくありません。また、荷物が多いからと家庭ごとに自家用車を使用するとなれば、遠征先で保護者の数分の駐車スペースを確保しなければいけなくなります。
しかし、レンタルバスなら、バス1台分の駐車スペースさえ用意できれば問題ないです。また、子どもたちが移動中におしゃべりを楽しんでも他人に迷惑をかけることはありません。さらに、移動しているときから車内でちょっとしたイベントを開催できたり、ミーティングを行ったりすることもできます。
運転手付きをレンタルするのに合うシーン
プロのドライバーに運転を任せられる運転手付きのミニバスやマイクロバスのレンタルは、冠婚葬祭の送迎時に頼りになります。冠婚葬祭の種類によっては、安全に運転するのが難しい精神状態となっていることも考えられるからです。運転する人にとっても、一緒に乗車する人にとっても、第三者となる運転手に任せた方が安心して乗車できます。
また、参加者全員で旅行を楽しみたいというときにも運転手付きのレンタルバスはぴったりです。運転している人は、どうしても運転に集中しなければいけなくなります。ほかの参加者が盛り上がっている様子を感じながら1人で黙々と運転しなければならず、寂しい思いをさせてしまうことにもなるでしょう。
旅行は参加者全員で思い出を共有できることが1番です。運転を任せられる運転手付きレンタルバスなら、参加者全員が旅の移動中の車中でも存分に楽しめます。
中型バスや大型バスを貸切レンタルするのに合うシーン
中型バスや大型バスは、レンタルバスの中でもサイズが大きい車両です。そのため、参加者が27〜60名近くと大所帯のときの利用に向いているバスです。また、長距離移動をする場合にも中型バスや大型バスは快適に利用できます。車内のスペースが広いため、長時間の移動でもゆったりと座れるのでおすすめですよ。
ほかにも、荷物が多くなる泊りがけの旅行での利用にも適しています。電車とは異なり、個々で荷物を持ち歩く必要がないため、旅の移動が楽になるという点が魅力です。
また、人数が多くなり旅の時間が長くなると、移動中に何かしらのトラブルが起こりやすくなります。バスであれば集団移動するため、切符を紛失したり、電車を乗り間違えたりといったトラブルを防ぐことも可能です。
まとめ
観光や旅行をスムーズに進めるには、貸切バスのレンタルが便利です。
幹事となる方は旅程を組んだり参加者間のスケジュール調整をしたり、当日はチェックインを行ったりタイムマネジメントしたりとタスクも多くなります。バスの運転や道順のピックアップなどくらいはバス会社に任せませんか?
人数や用途によってレンタルするバスの種類は変わってきます。小さいバスでも、仲間内から選ぶドライバーへの負担をはじめ費用の支払いの手間や安全性など、さまざまな面を考えると、運転手付きの方がおすすめです。
利用シーンに合わせて、参加者全員が快適な移動をできるようにしましょう。
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